2017/03/25 01:43

先月、友達に誘ってもらって、畳の可能性を考えるイベントに行ってきました。

畳といえば、い草。
い草って、栽培するのがとても難しい植物なんだそうです。
タネは米粒の1000分の1の大きさ。
つまり、粉。(= 発芽しにくい)

苗づくり

12月に冷たい泥の中に入って、い草の田植え

暑い7月に刈り取り

様々な工程を経て、畳表を織る
ここまでが、い草農家さんのお仕事。
畳表を縫い付けるところからが、畳屋さんのお仕事になるそうです。
知らなかった!

中国産の安い畳に押されて、い草農家さんが激減してしまい、
「ハーベスタ」という、い草刈り機のメーカーが、
生産から撤退してしまったとのこと。

国産の畳が危機的状況だということを初めて知りました。

畳の中身(芯の部分)って、何だか知っていますか?
稲わらなんですって。
畳と稲作がつながっていたとは!!

イベントには、畳屋さんはもちろん、建築家、デザイナー、
写真家、アパレル関係の人など、すごい顔ぶれが。

「畳の良さを伝えよう」と、応援団が結成され、
ステキなロゴも披露されました。

このイベント以来、人に会う機会があると
「今住んでいるお家に、畳の部屋ってあります?」と
聞いているのですが、圧倒的に
「畳の部屋? ないね〜」という人が多いです。

私が住んでいる部屋は和室が2部屋あるので、
現実を知って、ちょっとビックリ。

畳のこと、これからも話題にしていこうと思っています。